S-6-2 アジア地域の低炭素発展の可能性とその評価を行うための基礎分析調査研究

アジア地域の低炭素型発展可能性とその評価のための基礎分析調査研究アジアの多様性を踏まえた 低炭素社会発展基盤を明らかにし他のテーマへのインプットを図るとともに、 共同研究・研究会合/政策対話・学会発表および報告書などを通じてアジアの影響力のあるステークホルダーを巻き込み、 各国政策決定過程へ向けた研究成果の発信を行う。このため、低炭素社会への飛躍のための発展パターンのあり方に関する 研究およびアジアにおける低炭素社会構築に向けた都市発展メカニズムのあり方に関する研究を行う。

発展パターンの研究では、低炭素社会の基盤となる各国発展の道筋に影響を与える国内・国際要因を分析するとともに、 リープフロッグ型発展を始めとする異なる発展パスの推進要因や障害要因を分析し、低炭素社会への直接発展可能性を報告書にまとめる。 また、「アジア的特質・価値観」を背景にアジア地域が独自の将来ビジョンを描くことができるかについての検討結果をまとめる。

都市発展メカニズムのあり方に関する研究では、アジアにおける都市発展メカニズムに含まれる温室効果ガス排出構造との関係を明らかにし、 低炭素社会構築に向けた都市化のあり方を論じる。具体的な研究課題として、都市規模、都市の産業構造の転換と空間的な都市構造の関係で 都市化と温室効果ガス排出構造の関係を分析し、低炭素都市実現のための費用について検討する。 ここでの達成目標は、(a)アジアでの温室効果ガス排出抑制にとって都市化の進展はどのような意味を持つか、 (b)温室効果ガス排出抑制にとって有効な都市化があるかどうか、(c)そのためにはどの程度の費用がかかるのか、 に一定の回答を出し、報告書にまとめる。

チームリーダー

  明日香 壽川 (あすか じゅせん)