2050年までに世界における温室効果ガス排出量の半減という目標を実現するためには、 アジア地域において低炭素社会(low carbon society: LCS)を実現する方策を検討することが不可欠です。 本研究では、アジア地域において、先進国が歩んできたエネルギー・資源浪費型発展パスを繰り返すのではなく、 経済発展により生活レベルを向上させながらも、低炭素排出、低資源消費の社会に移行する方策について検討し、 その発展パスを描きます。そのため、多様なアジアの低炭素発展の可能性、アジア地域における包括的な気候変動レジームの検討、 持続可能な資源管理及び低炭素交通システムなどの研究を行うことにより、全体像を把握しうるアジア低炭素社会シナリオを開発します。
「アジア低炭素社会に向けた中長期的政策オプションの立案・予測・評価手法の開発とその普及に関する総合的研究(アジアLCS研究プロジェクト)」は、2009年4月より5年間、環境省 環境研究総合推進費の支援により実施されています。
また、2050年までに世界における温室効果ガスの半減という目標を達成するため、国立環境研究所では、国内外の研究機関と連携し、シナリオの開発、ロードマップの作成、および実装を含めた研究に取り組んでいます。詳しくはこちらをご覧ください。
ハイフォン (ベトナム)
Hai Phong Low Carbon City
2016年11月
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ダナン (ベトナム)
A study on Danang Low Carbon City
2016年10月
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ホーチミン (ベトナム)
GHG emissions reduction potential of Ho Chi Minh City's Climate Change Action Plan 2020
2016年1月
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プトラジャヤ (マレーシア)
Towards Putrajaya Green City 2025
2015年11月
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プトラジャヤ (マレーシア)
Putrajaya LowCarbon Green City Initiatives Report
2015年6月
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ホーチミン (ベトナム)
Low Carbon Society Development towards 2025 in Bangladesh
2015年1月
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